前回、療育センターにて田中ビネー検査を行い衝撃的な結果に驚いた私。
いつまでも落ち込んでる訳にはいかないのでした。
心理士さんとの面談にて、娘の特性についてお話しする機会があり、まずは娘のこと冷静に分析する必要があることに気がつくのです。
自分の娘なので、どうしても良い面ばかり見てしまうのですが、苦手な部分にもきちんと向き合う必要があると考えました。
とあるのですが、娘を見ていて思うのは行動1つをみると好ましくないのですが、本人は本当に悪気は無いのです。
ただ素直に自分の気持ちを表現している。
そこには、嘘がないのでした。
ただ日常生活を送るには、社会的ルールがありそこから外れてしまうと厳しい目があるのは事実なため
世間との折り合いをどうつけていくか?
どうすれば娘は生きやすくなるのか?
などを、一緒に考えていく必要があるのです。
特性は変えられないのですが、少しずつ世間との折り合いはつけられるようになる。
ただし、小さいうちから色々トレーニングが必要であり、少しずつ教えていく必要があるのでした。
娘は何もルールを知らないだけなのに、自分の思いを表現したら怒られてしまうなんてかわいそうだよなと思ったのです。
娘の特性は変えることはできない。
ならばこちらの対応を変えれば良い。
少しずつ教えていけば娘もきっと生きやすくなるはず!
そう思って家庭療育を始めることにしました。
とはいえ、療育って…一体そうすれば?
やる気だけはあるのに技術は伴わないので、困ってしまいました。
まずは、本を買って勉強しよう。と思い1冊の本を購入してみました。
こちらは何にも知識のなかった当時は入門編に適していると感じる本でした。
佐々木正美先生の本はとにかく、ありのままを受け止めるという気持ちが大切だと説いているように思います。
自閉症のことがわかるので、とにかく娘には無理はさせてはいけないんだなと、私の中でブレーキになる本です。
でも、何とか今より成長させたいのも親心。
他に何かないかと探してある1冊の本に出会うのでした。